幼稚園に入れない

こんにちは!ハタです。

今回は末っ子の幼稚園探しでのことを書いてみたいと思います。

末っ子(三男)の息子は先天性四肢障害で生まれてきました。

左前腕欠損という診断名です。

幼稚園さがし

末っ子が来年は幼稚園だねというころ、夫の転勤の話があった。

今まで住んでいた場所では二男が通っていたこともあり、先生方も末っ子のことを知っていたので、入園できる予定でいた。

転勤となると、急いで転勤先での幼稚園探しを始めないといけない!っと、夏休みを使って7時間かけ車で幼稚園探しにでかけた。

会社、高校、小学校、幼稚園がはほどよい距離で賃貸物件があって...。

となると、だんだん場所がせまくなる。

しかし気になるのは『末っ子が通える幼稚園があるか』ということ。

左手が不自由とはいえ、一緒に生活していて凄く困ったということもなく上の三人の子供たちと比べても、少し手伝ってあげる場面はあるものの、四歳児ならこんなもんだ、と思っていた。

見えない壁

土地かんもないため、車で走りながら幼稚園をみつけてアポイントなしで行った。

夏休みだったので先生は少なく、園長先生も不在でした。対応してくださった先生はとても気さくに話してくださって、末っ子の普段の様子を話したりして、和やかにいい時間がすぎた。

園長先生に今回の事を話して折り返し電話連絡いただけることになった。

なんとなく入園させてもらえそうな雰囲気の話だったので、『すんなり決まりそうだな~』と、賃貸物件探しに気持ちは移ってた。

一週間ほどして幼稚園からの電話。

まず言われたのは...

幼稚園「服を一人で着ることができますか?」

ハタ「少し時間はかかるけど、下着もTシャツも着脱は出来ます。」

幼稚園「制服の着脱にはボタンがありますが、ボタンはできますか?」

ハタ「制服のような伸び縮みしない服は着たことがありません。ボタンのある服はまだ着せていません。」

ハタ「きっと着れるようになると思います。」

幼稚園「ほかの子供たちもいるので一人でできないことが多いことで先生が一人につききりになる事はできません。」

こんな会話の中で、

末っ子の上には三人の兄姉がいるけど、自分の事が自分で四歳の頃できてたっけ?

へたしたらハタも未だにできないことあるけどね。(笑)

心の中でそんなことを思いながら...

『はっきり言わないけど入園を断りたいんだな』と思った。

何だか納得いかなくて、しばらく話してたんだけど、

幼稚園「他の保護者の方に、手の事を聞かれたり、運動会などのあつまりなどで指をさされるようなことが起きた場合、どうすればいいですか?」

その言葉を聞いたとき、『あー無理だこの幼稚園!』って、心の中で思った。

『頼まれたって、この幼稚園には入らない!』と。

その場は冷静に『他を探してみます』といって電話を切ったけれど、悔し涙がとまらなかった。

末っ子が生まれてから四年、指をさされたりヒソヒソと遠くから何かを言われたり夏は半袖で目立つので、そんなことはしょっちゅうある。

いろんな出来事には慣れていたはずだったけど、

泣けた。

(末っ子には見つからないように...。)

出会い

いちいち落ち込んでいられないから、次こそは!

と、七時間かけて転勤先の町へ行き幼稚園探し。

周りにある幼稚園をネットで調べ、『モンテッソーリ教育』を取り入れている幼稚園をみつけた。

子供が四人もいるので、『モンテッソーリ』という言葉は本かテレビで知っていた。上の子たちが通う幼稚園や近くの幼稚園ではおこなっていなかったこともあって、なんとなく知っている程度...。

本を買って読んでみた。

↑その時買った本

『モンテッソーリ教育』とは

モンテッソーリ教育の主な目的は、子どもの自立にあります。モンテッソーリの教育法によって引き出していく自発的に行動できる力や考え学び続ける力などは自立によってかなえられるとされているためです。

「子どもは自分で成長し発達する力をもって生まれてくる」ことがモンテッソーリの教育法の基本でもあります。

そのため大人は“子どものサポート役として“援助”するだけで、子どもの自発的活動を妨げてはいけない”存在だとされています。

とありました。

『これだ!』

『ここだ!!』

ここに聞きに行ってみよう!

幼稚園の前まで行き、そこからホームページの連絡先を見て電話をかけて、アポイントをとりました。


前回の幼稚園で言われたことをまた言われるのではなかとの思いからか、

『制服のような服はまだ自分では着られません。』

『ボタンもできません。』と、

聞かれてもないのに自分から話していた。

それを聞いた先生は真面目な顔で、

『最初から上手にできる子なんていませんよ』

『ボタンが小さくやりにくいなら、スナップタイプのボタンに付けかえてもいいです。』

『やりやすい方法を一緒に考えていきましょう。』

と...。

泣けた。涙止まらんかった!

(いちいち泣きすぎだな。(笑))


この時に、お話を聞いてくださったのが、今の末っ子の担任の先生です。


こうして約二年前、幼稚園に入ることができました。

もう少しで卒園です。

先生方、幼稚園のお友達にささえられながら、色んなことに挑戦し色々なことが出来るようになりました。

もうすぐ小学生になります。

きっと、またいろんなことがあると思う。

一緒に挑戦していこうね!!!

↓できないと言われていたボタン。入園してあっというまにできるように❤

最後まで読んでいただいてありがとうございました!!

筋電義手の輪が広がりますように🍀

Follow me!